曜日・時間 | 担当医 | 対象疾患 |
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毎週金曜日 午後(皮膚科外来G14-15) | 足立 剛也、高橋 ちあき | 尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、関節症性乾癬 など |
第2,4,5土曜日 午後 (免疫統括センター) | 福田 桂太郎 (第2,5) 梅垣 知子(第4) ※完全予約制 | |
対象疾患 | ||
尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、関節症性乾癬 など |
乾癬は、皮膚を構成する部分の中で最も外側にある表皮の部分の細胞が厚くなり、赤くてがさがさした発疹ができる病気です。頭、背中、肘、膝などに主に見られますが、他の部位にも発生し得ますし、爪の変形や、関節炎を伴うこともあります。病因はまだ完全には分かってはいませんが、近年の研究から皮膚の中で炎症反応がおこり続けて、白血球からTNF-αやインターロイキン17、インターロイキン23といった蛋白質が分泌されることが病態の形成に重要な役割を果たしている事がわかっています。皮疹が全身に及ぶ場合は入院による治療が必要な場合がありますが、ほとんどは外来通院による治療が可能です。
治療はステロイドやビタミンD3含有軟膏による外用療法の他、紫外線照射による光線療法、免疫抑制剤やビタミンAの内服、TNFαやインターロイキン23を阻害する生物学的製剤の注射などによる全身療法など様々な方法があります。当外来では内服と注射による治療を中心に行っています。