曜日・時間 | 担当医 | 対象疾患 | 検査内容 |
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毎週月曜日 午後 | 高橋 勇人、高橋 ちあき |
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対象疾患 | |||
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検査内容 | |||
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食物や薬剤アレルギーは患者さんの生活と健康に直結する大切な問題です。アレルギー・薬疹外来では、まず患者さんの状態がアレルギーかどうかを評価し、アレルギーのある方ではその原因を詳細に調べています。原因物質を含めたアレルギー状態の適切な把握が、安全な日常生活につながります。
じんましんなどの症状で長く悩んでいる患者さんの中には、特定の食物(野菜・果物など)・花粉などに同時にアレルギーを有する方が多く存在することがわかってきました。腹痛・吐き気・下痢や、呼吸困難などを呈する場合もあり、時には最重症型の「アナフィラキシーショック」として命の危険を伴うこともあります。このため幅広い物質(抗原)に対する検査を行い、その原因物質の傾向を把握することが重要となります。食物アレルギー患者さんの中には原因が複数認められることもあります。検査結果をもとにして治療だけでなく、患者さんが安心して生活できるよう指導を行っています。
薬剤に対するアレルギーは、「スティーブンス・ジョンソン症候群」、「中毒性表皮壊死症」、「薬剤性過敏症症候群」など、強い皮膚・粘膜障害、多臓器の障害から死に至る場合もあり、救命された場合でも長期にわたり後遺症に悩まれている方が多くいます。当外来では専任の医師が、今までの病歴や検査を組み合わせる事で、代替となる薬剤の探索を安全に行います。また、病態に照らし合わせた効果的な治療法を選択することで、一人一人に応じた診療を行いながら、長期的なフォローアップを行っています。