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腫瘍外来

診療日

毎週火曜日 正午より:腫瘍センター (3号館南棟4階)
毎週水曜日 午後2時-:皮膚科外来 (2号館2階)
毎週金曜日 午後2時-:皮膚科外来 (2号館2階)
第2/4/5週土曜日 午後2時-:腫瘍センター (3号館南棟4階)

担当医

火:舩越 建
水:舩越 建、中村 善雄、平井 郁子
金:舩越 建、平井 郁子
土:舩越 建、中村 善雄、平井 郁子

対象疾患

悪性黒色腫
有棘細胞癌
皮膚悪性リンパ腫(菌状息肉症など)
乳房外パジェット病
血管肉腫
その他の皮膚がん(皮膚悪性腫瘍)

診療内容

 手術や抗がん剤治療(化学療法)といった、入院治療と相互にリンクした外来で、皮膚がんの治療予定、治療中、治療後の患者さんを診察しています。また、患者さんの状態に合わせた最適な治療を提供するために、腫瘍専門チームが定期的にカンファレンスを行い、診療に反映させています。ここ数年は、他の大学や一般病院からの紹介も増えており、腫瘍外来は週4日の体制になっています。

 手術に関しては、標準治療とされるがんの切除(皮膚悪性腫瘍切除術)のほか、首や腋の下、足の付け根のリンパ節の切除(リンパ節郭清術)などを行なっております。また、他の診療科との連携も取れており、外科や形成外科、整形外科、婦人科、泌尿器科などとの合同手術も行なっています。

 抗がん剤治療に関して、保険で認められている薬剤については、そのほとんどが使用可能な体制があります。また、関東近辺の治験/臨床研究情報についても情報提供しております。

 なお一部の抗がん剤治療については、日帰り(外来)での治療も実施しております。

 

◆悪性黒色腫:オプジーボ(入院/外来)、ヤーボイ(入院/外来)、DTIC単独療法(入院/外来)、CP療法(入院/外来)など
 進行期においては、オプジーボ、キイトルーダ、ヤーボイ、ゼルボラフ、タフィンラー、メキニストの使用が可能となり、DTIC(ダカルバジン)単独療法、CP(カルボプラチン+パクリタキセル)療法とともに治療に用いられています。また、これらの治療にて病状が改善しない場合には、病状にもよりますが、臨床研究や治験による治療を実施することも可能です。


◆有棘細胞癌:CA療法(入院)、C'A'療法(入院/外来)、CPT-11療法(入院/外来)など
 治療は外科的切除を基本としていますが、体の状態によっては放射線療法も行っています。他の臓器に転移がみられた場合には、抗がん剤治療が中心になります。現在、C'A'療法(カルボプラチン+ファルモルビシン)やCPT-11療法(カンプト)を中心に治療を行っています。

 
◆菌状息肉症:CHOP療法(入院/外来)、GEM単独療法(入院/外来)、IFN-γ静注療法(入院)、タルグレチン(入院/外来)、Vorinostat(外来)など
 菌状息肉症など、皮膚の悪性リンパ腫に対しては、光線療法(PUVA-bath, ナローバンドUVB)、外用療法、放射線療法(局所放射線およびTotal Skin Electron Beam: TSEB)のほか、全身を治療可能な内服薬であるメトトレキセート(リウマトレックス)、VP-16(ラステッドS)、ボリノスタット(ゾリンザ)、ベキサロテン(タルグレチン)や、点滴での抗がん剤であるモガムリズマブ(ポテリジオ)、ゲムシタビン(ジェムザール)などを行っております。

 
◆乳房外パジェット病:weekly DOC療法(入院/外来)、FP療法(入院)、weekly PET療法(入院/外来)など
 乳房外パジェット病の基本的な治療方針は外科的切除ですが、症状や患者さんの背景などを総合して検討し、通院での放射線療法を行うこともあります。疾患・治療についての説明から、治療後の経過のチェック、画像検査のみならず、他の臓器に転移がみられている患者さんの治療も担当しております。近年ではドセタキセルによる治療が奏効していることから、ドセタキセルを中心とした外来通院での抗がん剤治療を実施しております。また、進行の早い患者さんに対しては、weekly PET療法を行なっています。

 また、先進医療Bの枠組みでのドセタキセルとトラスツズマブの併用療法も実施しております。

 また、現在、治療向上を目指した新規の臨床研究を計画しております。

 
◆血管肉腫: weekly PTX療法(入院/外来)、DG療法(入院/外来)など
 血管肉腫においては、複数の治療のコンビネーションが必要であるため、手術、放射線療法、抗がん剤、インターロイキン-2を併用した集学的治療を実施しております。特に、進行期においては化学療法やインターロイキン-2の効果の有無が重要であり、パクリタキセル、ドセタキセル、ゲムシタビン、ハラヴェン、ヨンデリスなどを用いた治療やヴォトリエントによる内服治療、インターロイキン-2の局注もしくは点滴療法を実施しております。

 
◆悪性線維性組織球腫: AI療法(入院)、DG療法(入院/外来)など

◆エクリン汗孔癌、エクリン汗腺癌: 外科的切除、抗がん剤治療など 
◆メルケル細胞癌: 外科的切除、放射線療法など

◆腺様嚢胞癌: 外科的切除など

◆微小嚢胞付属器癌: 外科的切除など

◆隆起性皮膚線維肉腫: 外科的切除、放射線療法など

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