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教授挨拶

医師・研究者の方へ

天谷雅行

天谷雅行

 慶應義塾大学医学部皮膚科学教室は90年以上の歴史を有し、日本ばかりでなく世界の皮膚科学の領域において、臨床面および研究面において大きな足跡を残してきました。教室が、長きに亘り高いactivityを維持できてきたのは、理想を高くもち切磋琢磨する数多くの先人たちを輩出してきたためです。このよき伝統を継承するとともに、時代に応じてさらに発展するため、「ひとを育てる」「ひとが育つ」教室作りをすることが重要と考えています。

 私たちの教室運営の理念は、診療・教育・研究のいずれの分野においても国際的視野に立ち、無限の可能性を秘める若い皮膚科医が大きく羽ばたき活躍できる場を提供することです。ひとりひとりの個性を大切にし、20代、30代の若い医師たちがそれぞれの皮膚科医としての夢を追い続けることのできる環境、教育プログラムを提供することが大切です。

 私たちの教室では、幅広い知識を有した高い臨床能力を有することがあらゆる活動の基盤となっています。5年間の専修医(後期研修)プログラムでは、大学病院で基礎を学ぶ、関連病院で臨床能力を磨く、大学病院にもどり若い専修医に教える、それぞれのステージを大切にしています。

 日本ばかりでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地からの留学生、訪問研究員とともに国際感覚を磨きながら研修を行っています。米国ペンシルバニア大学、英国ダンディー大学等とのレジデント交換プログラムも動いています。研究に興味がある方は、大学院にてレベルの高い基礎研究が可能です。臨床から得られる多くのヒントをもとに、最先端の基礎研究を展開しています。

 皮膚という臓器をキーワードに、皮膚におこる様々な生命現象、疾患に魅せられたいろいろな人たちと、世界にひとつしかない教室を一緒に作っていけることを楽しみにしています。

慶應義塾大学医学部皮膚科学教授 天谷雅行